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#66 いよいよ春本番!!

みなさんこんにちは。荻野貴生です。
いよいよ春本番!! 水面にイナッコが見えるようになったり、
バチ抜けしてシーバスたちがライズしまくったりと、待ちに待った春がやって来ましたよ。

寒風が吹き抜けて、ひと気もまばらだった水辺とは打って変わって、夜になると頻繁にシーバスマンと出会うようになってきました。

でもそんな盛り上がりも持って2~3日。冷たい雨の一撃でまた真冬の湾奥に逆戻り。様々なベイトが姿を消し、シーバスも姿を消し、アッという間にシーバスマンの姿も見当たらなくなる。
普通なら暖かい雨が降って、ひと雨ごとに季節が進む……そんな季節なのに、このところ冷たい雨が多かったですよね。今年の3月を一言で表すならば「寒かった」ということになります。

季節の変わり目で気候が安定しない季節。ただでさえ水質も安定しにくいタイミングなのに、この冷たい雨は温まりかけた水を一変させてしまいます。毎日覗いている運河や川も水色が見るたびに違うのです。

今年は「釣れない3月」 でも、だからゆえの……

春先に湾奥に居るシーバス達にとっては大切なエネルギー源ともいえる極小さなサイズのベイト達には堪える環境になってしまうわけです。湾奥で越冬していたシーバスたちが高活性になっていたり、ベイトを求めてディープから接岸してきていたシーバスたちも安定してフィーディングできるエリアへ後退してしまうのでしょう。
昨日まであんなに釣れたのに? そんな状態。
でもすべてのシーバスがどこかへ行ってしまうのでしょうか? 実は思いのほかシーバスは移動していないのでは? シーバス達にとって、とても落ち着かない環境、シーバスのコンディションに大きな落差が生じているのは確か。食べられる時にはしっかり食べ、食べにくい時には耐え忍ぶ……そんなイメージです。

確かに動きのアグレッシブなシーバスは、よりフィーディングしやすい環境を求めて移動してしまうでしょう。天候も釣果も安定し始める3月といきたいいところなのですが、例年のこの時期の状況に比べるならば、今年は「釣れない3月」ともいえるでしょう。でも、だからゆえのパターンもあるのです。

大きな個体ほど無闇に移動しない

春のラッシュを期待しているアングラーは伸び悩む釣果情報に足が遠のきがちになります。
おのずと人為的プレッシャーは下がります。確かに個体数は少なく、耐え忍んでいるシーバスのコンディションはタフそのもの。ルアーを通すコースや流れに対しての角度、動くスピードやその時に発生する振動など……シーバスが反応してくれるアプローチは驚くほどシビアになります。

そんな中で唯一プラスと言える要素が「大きな個体ほど無闇に移動しない」ということ。
狙いようによっては陣取って居残っている大きい個体を仕留めやすいということになります。
極小ベイトのパターンで狙うビッグフィッシュ!!
ハードコアシンキングペンシル80Sやハードコアミノー70Sが活躍していますよ♪

釣れてないから行かない……ではなく、なんで釣れないのだろう? どうしたら釣れるのだろう?
そんな目線をでチャレンジすることで出会える会心の一本。
この春は数よりサイズ狙いですね!!

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