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#61 いよいよ待ちに待った最高のシーズンに突入

みなさんこんにちは。荻野貴生です。

いよいよ待ちに待った最高のシーズンに突入ですね。
今年は“残暑”と呼べるような日がなく、いつの間にか秋になっていた? そんな季節の変わり方でしたが、それもあの台風のせいなのでしょうか? 関東地方にもかなりの雨をもたらした台風18号、あの二日後に行われた『fimo釣りチャンネル』の生中継、みなさん観ていただけました?

実はあの日の午前中、バイクで湾奥エリアをグルッとリサーチしていたのです。

台風通過後の水のコンディションはどんなになっているのか……結果は予想していた通り、ほぼ壊滅状態。
このコラムでも以前お話ししましたが、東京湾奥は、大雨が降ると水質が極端に悪化するのです。台風ともなれば短時間に大量の降水量になるので、その爪痕も深いわけです。しかもロケは台風通過の二日後。上流からの雨水の影響が強い本流のみならず、港湾部や運河内にもよくない濁りがまん延して、状況悪化がピークに達してしまっているタイミング。小手先のテクニックではもはやどうにもならないわけで、この状況を打破するにはどうしたらよいのか?

カギを握るのはやはりエリア選定ですよ。

少しでも水質変化の影響が少ないエリア、そして少しでも水質浄化のスピードが速いと思われるエリア。雨水(淡水)が混ざりきらないディープが隣接していて、貝が沢山付着しているようなゴロタ場があるようなシャローエリア……考えた末に辿り着いたのが、あの有明運河でした。

日中観たときにはごくわずかなイナッコが、弱々しく泳ぐ姿が確認できただけで、「いける!!」というイメージではなかったですね。ただ、効き始めていた上げ潮の水色が「まだ何とかなるかな?」そんな感じでした。

結果のほうは……ご覧いただいたとおり(汗)、葉多埜君が釣ってくれたあの1本でなんとか報われた感じですが、次回はもう少し普通のコンディション(笑)のなかでやりたいですね♪

あの後、再びの台風上陸、二週連続はやはり効きましたね。

その後も涼しい日が続いて雨のなかでの釣行では、早くも防寒ウェアの出番ですよ。紅葉も早いみたいだし、陸上の気候は10月にしてすでに秋が深まってしまった感じ。

では水のなかも秋本番? シーバスもトップシーズンに? でも実際には水中の秋は一歩出遅れているみたい。荒れ気味の水質に魚たちも戸惑っているのか? ここ数日やっと秋らしい釣れ方になってきました。体高のあるグッドコンディションのシーバスが、運河内でも河川や港湾部でもあらゆるエリアで釣れるようになってきました。

早いようで遅い?秋の到来。でもハイシーズンが後ろにズレ込むわけではないと思いますよ。
湾奥シーバスのスポーニングへの動きは、どんな気候の年でも不思議とほぼ例年通り。
アッという間に過ぎてゆく秋のトップシーズン、スキあらば、フィールドに出掛けてくださいね♪

いい釣りをしたときに、自分にご褒美をあげたことはありますか?
そのときの釣果とご褒美を教えてください。
あるいは、どういう釣果ならどんなご褒美をあげてもいいと思いますか?

バッグのなかにチョコを忍ばせておいたり、大福を忍ばせておいたり
……釣れなくても食べちゃいますけど。ご褒美だらけですね(汗)。
あと、ガイドをしていて快心のゲームだった日は、帰り道に“ビール”を買っちゃいますね。
発泡酒とかじゃなくリアルな“ビール”っす(笑)。

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