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#88 「リアルイソスジエビカラー」開発秘話

今回のコラムで紹介する釣行は、復興の進む岩手県石巻市田代島でのロックフィッシュ。
震災後に訪れた際には港などの被害も目立っていたが、かさ上げの工事なども着々と進んでいる様子。
一日も早い復興を願っています。

さて、実釣ではアイナメをメインにベッコウゾイなどを含み、テキサスリグを主用とする実釣。
寒波の来週と生憎の荒天で出船が危ぶまれたが、なんとか風裏のエリアで始めることができた。

水温低下と共に複数回産卵するアイナメ。産卵前の荒食いで好調になるとの予想ではあったが、釣果の谷間なのか実績のある水深6~7mのエリアでは反応がほとんど無く、20m程のディープエリアを主体になんとか良型含みでキャッチ成功となった。

今回は「Armored® シリーズ」「SUPER X WIRE シリーズ」などのメインラインと「TB CARBON®」「HARDCORE® POWERLEADER CN」の条件による使い分けなどを試しつつ実釣。
こちらの模様と近日発売の「ソルティ」誌面にて掲載予定なので、お楽しみに。

ほか、年末と年始には「Armored® F+ Pro ワカサギ」を使用して、山中湖のドーム船、赤城大沼の氷上釣りをプライベートで楽しみました。

コシのある「Armored® シリーズ」は、たとえ0.06mmの超極細ラインでもハリがありライン絡みのトラブルを起こしにくく扱いやすいです。さらに、ガイドが凍ってしまうようなタイミングもあったが、ライン自体の滑りが良いため凍ったガイドとも貼り付きにくく快適に楽しむことができました。

こちらは近日中にデュエルの釣果情報にて更新予定ですので、お楽しみに。

また、今春発売となるエギを使用し、伊豆での陸っぱりで1.7kgの良型アオリイカをキャッチ成功。
ヤリイカも連発するなど、オフシーズンのエギングゲームでしたが、新製品の威力は絶大でした。

こちらの釣行の模様は「ソルティ」誌面にて掲載予定ですので、こちらもお楽しみに。

<今回のテーマ>
~ez-Qシリーズで人気の「リアルイソスジエビカラー」開発秘話&
釣れるヒミツを笛木的考察~

リアルイソスジエビカラーは、私の名前がついて発売された一番初めのカラー。
そのため、まずは一番釣れるカラーをというのがコンセプトだった。

エギングでは、時間帯・潮の色・狙う水深・ベイトの有無・海底の色や形・エリア・水中から空が見えるか、などなど……カラーの選択一つでも、その条件は無数にある。
定番カラーとしてはオレンジやピンクなどがよく挙げられているが、実は純粋に一番釣れるカラー……というわけではない(!?)という場合もある。というのもこれらのカラーでは、水中にあるエギを人間が視認しやすいかなど、釣れるというポイント以外について重視されていることがあるのだ。

これまで、日本各地で様々な条件の中アオリイカを狙ってきたが、私は釣るために最もプライオリティが高いのは「アオリイカに見える」ということだと思っている。

空気中で生活している人間の視細胞のうち「錐状体」という部分のことを色を見分ける視細胞であることから色彩視とも呼ぶ。この可視光線領域の光は水中では赤色など長周期の波長ほど透過しづらく水中では紫外線領域の透過性が高い。例えば、ヤリイカ科のアオリイカは494nm(ナノメートル、1nm=1/10億m)の波長が一番見えやすいが、イソスジエビの全体的に紫で中に挿入してあるグローのラトルが水中のアオリイカにとって一番見やすく目立つカラーとなっている。

ところで、リアルイソスジエビカラーを手がけていた時期は、日中水深の深いディープエリアでアオリイカを釣る「ティップラン」というメソッドが確立され、紫色のカラーが水深の深いエリアにいるアオリイカに効果が高いことも知られ始めた時期でもある。
また、既存の下地よりも透けたボディのほうが、見る角度によって様々な効果が出て来ることを感じ始めており、デュエルの開発リーダーである薗田氏とも同意見だったため、紫を基調としたケイムラに、アオリイカの捕食スイッチを入れやすい複雑な柄の入ったこの方向性を目指すことに決まった。

▲ デザインのイメージ図

紫といっても様々な色合いがある。デュエルにて様々なカラーサンプルを作り比較したほか、自分自身でもエアブラシで塗装し様々なカラーを試した。中でも良かったカラーを更に薗田氏が調整し、ようやく発売にこぎつけることができた。

その結果、故大塚貴汪氏プロデュースのプレミアムカラー、有名な「マーブルサクラダイ」や「バレンシア」などを含め、現在デュエル社内的にもベスト3に入る人気カラーとなりとても嬉しく思う。
また、餌木のカラーについては前述の大塚氏、折本隆由さんなどともご一緒に実釣し、意見交換などができたことも役に立っています。

こうして紆余曲折を経て完成した、本物の「釣れるカラー」である「リアルイソスジエビカラー」。
ぜひお使い頂き、良い釣果を出して頂ければと思います。

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