会員登録で特典盛りだくさん! 従来のDUEL MAGAZINEと同じアカウントがご利用可能です 新規登録 ログイン

#74 シーズン好期のアオリイカへの、笛木流ライン選び

今回、まず紹介する釣行は、そろそろシーズン好期を迎えるアオリイカ!? という訳で、ちょうど伊豆周辺で実釣会の予定があった為、前日入りからそのまま試し釣り。水温も高く、発売されたばかりの「パタパタQ」でキャッチ成功となりました。

続いては、イベントに参加する為に向かった沖縄。こちらは、まだ年末の乗っ込みシーズンには日があり、アオリイカの数は少なかったものの、小型ながら無事にアオリイカをキャッチ成功。 イベント終了後、久米島でプライベート釣行。パヤオ釣りを楽しみました。キハダカンパチやシイラなどが入れ掛かりとなり、久しぶりに青物の手応えを楽しむことができました。この釣行の様子は、デュエル釣果情報でも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

今回のテーマ
~ブレイドライン or アーマードライン。エギングにおける笛木的使い分け~

ブレイドラインとアーマードライン。
具体的なデュエルの製品であれば、まず通常のブレイドラインが「HARDCORE® X4」「HARDCORE® X8」。そしてブレイドラインにコーディングほ施した「エックスワイヤー™ 4」「エックスワイヤー™ 8」。
一方、アーマードラインは、各「Armored シリーズ」などが挙げられます。
いわゆるPE(ダイニーマ)という原糸を使用している部分では全て共通していますが、製法が全く異なり、それぞれの特徴を理解して使用すると、さらに快適に活用頂けると思います。

通常のエギングで多く使用されるのは0.6~0.8号のラインです。
使用するエギのサイズや、ポイントの水深・光量などによって使い分けます。

ブレイドラインには、X4(4本組)X8(8本組)などの種類があります。同じ号数では、より断面が真円に近い8本組のほうが、表面張力の影響を受けにくくエギの沈みが早くなります。
ちなみに、どちらもライン自体の比重は0.97~0.98に設定されています。

一方でアーマードラインは、シリコンやフロロ樹脂などを特殊な製法でナノ結合・加工してあり、比重が1に設定されている他、表面張力が抑えられています。実釣において、ラインによるエギの沈下スピードへの影響を最小限にするには、表面張力が小さく比重の重いラインを使用した方が効率的。

ですが、あまり沈ませたくない場合……例えば、浅いエリアや、中層で長くステイさせたい際は、表面張力が大きく浮力の高いブレイドラインを選ぶと、エギのレンジを定位させるメソッドに合わせる事ができます。

例えばこれからのシーズン、水温が下がりアオリイカが低活性(動きが遅くなる)の場合は、ブレイドラインの太い号数を使用すれば、誘い動作の後、エギの沈下スピードをよりスローにでき、動きが悪いアオリイカでも抱かせやすくする事ができます。 また、ナイトエギングなどの場合も、中層にフィーディングで浮き気味になるアオリイカを狙うのであれば、フレイドラインをセレクトすると良いと思います。

逆に、アオリイカが深い場所にいる場合や、潮の流れが速い場合、ラン&ガンで手返しよく探っていきたい場合などは、エギの沈下スピードを妨げづらい、アーマードラインがオススメ。 また、シーズン好期を迎えるヒイカなど、小さなエギを多用する場面でもフォールスピードに影響の少ないアーマードラインの出番。ライン自体をあまり細くしなくても、エギへの影響が少ないので快適に釣りが可能です。

最後に、いずれにしてもPEラインは消耗品。
多くのユーザーさんについて、ラインの交換サイクルが遅い様に感じています。
使用条件によっても変わってくるが、なるべく早めに交換することを心がけて頂きたいと思います。

この続きを読むにはログインが必要です

DUEL WEB MAGAZINEをお楽しみ頂くには、無料の会員登録が必要です
所要時間は3分ほどで、メールアドレスがあればどなたでもご登録頂けます
魅力的なスタッフコラムや、釣果の投稿などのコンテンツが盛り沢山です
この機会にぜひご登録ください!

新規登録はこちら すでに会員の方はこちら