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#72 笛木的 初場所餌木戦略 -エギ10本だけ持って行くなら-

猛暑だった8月。ですが気がつけば朝夕は肌寒い過ごしやすい季節になってきました。
そろそろ、エギングは、秋の好シーズンを迎え楽しみな季節になってきましたが……。
次々とエルニーニョ!? の影響で台風が襲来、平均年2.7個の上陸がすでに4個も日本に上陸。
おかげで台風の影響による大雨や底荒れの影響でなかなか思うように釣行できない方も多いのでは。

石川県輪島でのエギング

そんな中、今回は9月の半ばに北陸は石川県輪島周辺エリアに釣行してきました。
東京の自宅から今年開通した北陸新幹線に乗り、一路金沢駅へ。
そこでデュエルムービー編集兼カメラマンのM氏と合流し、石川県輪島周辺へ。

2時間弱の車移動の途中、海沿いの道路から見える海は大荒れ&濁り。
台風通過直後ということもあり、状況は絶望的!? とりあえず、宿にチェックインをし、先に送ってあったタックルを積み込み、鹿磯周辺エリアへ移動。こちらは、やや潮が濁っていたものの透明度の高いエリアもあったため、底荒れの影響の少なそうな潮の澄んだエリアで実釣を開始

開始早々に、まずは先日発売となった『パタパタQ』で、ややこの時期には良型!?の新子をキャッチ。

その後、足元に見えるシモリ根を9月中頃に発売となる『アオリーQ RS ヒイカSP』を使用し連続でキャッチ成功。到着したのが、午後4時前だったため、初日の実釣は撮影の都合もあり納竿とした。

翌日は深見町、真浦海岸、西海エリアまでを広くラン&ガンで実釣。
全体的に大雨による水潮の影響と濁りでアオリイカの活性はいまひとつ。

特に例年実績の高い西海エリアは、台風直前までは好調に釣れていたとのことであったが、ほとんどのエリアで濁りがきつくアオリイカのチェイスは確認できなかった。それでもなんとか、接岸している潮目周辺などを発売となったばかりの『ez-Q マグキャスト』などを使用し、一時は7連続ヒットなど、北陸エリアの数釣りを楽しめた。 最終日はデュエルムービー、今回のテーマであった『パタパタQ』『ez-Q マグキャスト』のヒットシーンなどの収録も成功。近日配信予定になるデュエルムービーでお見せできると思いますのでお楽しみに。また近日釣行記も掲載予定ですのでお楽しみに。

今月のテーマ
~笛木的 初場所餌木戦略 10~

さて、今月のテーマは初場所にエギ10本だけ持って行くとしたら、という事。
私なら以下の10本を選んで持っていきます。

ez-Q マグキャスト 3.5号
(ゼブラ夜光オレンジ、ブルー夜光ボイル)
ez-Q キャストラトル 3.0号
(リアルオトヒメエビ、リアルイソスジエビ、ゴールドピンクオレンジ)
アオリーQ エースラトル 2.5号
(ブルー夜光ボイル、夜光サイドゴールドオレンジ、クリアーオレンジ)
アオリーQ RS 2.0号
(スケルトン夜光オレンジエビ)
パタパタQ 3.0号
(ゼブラブルー夜光ピンク)

秋シーズンの実釣は、釣行エリアや時間帯、潮色、水深、釣れるアオリイカのアベレージサイズなどによって使用する餌木のタイプやサイズ、カラーなどをセレクトしますが、いま発売中のすべての餌木をポイントに持ち込むことは不可能。また、たくさん持っていきすぎても実際に現場ではすべてをローテーションする時間がありません。

10月の中旬くらいまでの時期なら、海水温は高水温期でアオリイカの適水温域であるため活性が高く、基本的には派手で強いカラーを使用します。
特にサイトでの実釣シチュエーションも多いことから、私は見やすいカラーの餌木をよく使用します。

ez-Q マグキャスト 3.5号

飛距離を最大限に出せる3.5号で、沖側の竿抜けポイントを探るとき。または沖側から3.5号では釣れませんが、活性の高いイカを寄せてくる場合に使用。

ez-Q キャストラトル 3.0号

実績の高い3色(リアルオトヒメエビ、リアルイソスジエビ、ゴールドピンクオレンジ)を用意し、3.0号の若干小さめのサイズで、シャローエリアのやや活性の低いアオリイカを狙う。夕マズメからナイトタイムの実釣にも対応。

アオリーQ エースラトル 2.5号

ブルー夜光ボイル、夜光サイドゴールドオレンジ、クリアオレンジの3色。射程距離にいるこの時期のレギュラーサイズを早い沈下スピードの2.5号で狙う本命餌木。

アオリーQ RS 2.0号

2.5号ではいまひとつ餌木にアタックしてこないスレたイカや、掌よりも小さなサイズしかいないタイミングに投入する喰わせ餌木。

パタパタQ 3.0号

やや沖目にいるレギュラーサイズよりも型のよいアオリイカ攻略に使用。

おわりに

今回は、時間帯・潮色・水深などを選ばず、おおよその条件にアジャストできる、餌木のタイプとカラーを紹介させていただきました。 これらのセレクトを基準に、アオリイカの活性や釣行ポイントの水温、ベイトの有無などにより餌木を入れ替えます。やはり餌木のタイプやサイズ、カラーなどは、同じように釣りをする場合でもローテーションしていくことで色々なシチュエーションに対応できるので、現場にはできるだけ多く餌木を準備したほうが釣果は上げやすいと思います。

餌木の種類が多ければ多いほど手数が増えるので、色々吟味したうえで自分にあった餌木を選んでください。

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