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#79 ハードコア ソリッドバイブの松岡式活用術

担当(以下担): いつもお忙しいところすみません。今日も撮影かなにかで?
松岡(以下松): そうなんですよ。ちょっとジギングの撮影で。
担: そうなんですか。きっと、“ちょっと”ではない撮影ですよね~(笑)。
松: あはは。そんなことないですよ。
担: 取材はいつも通りに多忙だとは思いますが、最近はシーバスはどうですか?
松: 正直、個人的には釣果はパッとしてないんですよ(笑)。釣りに行けるタイミングが少ないんで。
ただですね、目線変わればなんとやらで、面白いことになってます。
担: ほほう、どういったことですか?
松: この歳まで釣りをやり続けているにもかかわらず(笑)、ポイント開拓に目覚めたんですよ。
ショアもオフショアも含めてですけど。
担: なるほど~!
松: ここならワンチャンスで一匹は釣れるだろうっていう場所を探すのが楽しくて。
担: いいですね。

松: 生活が変わると動き方も変わりますよね。ただ釣ればいいだけじゃなくて、ここが釣れるのはこういう理由なんだ!っていうのが見えてくるんですよ。
担: お店を始められて新しい生活のサイクルになりましたからね。釣りの質が変わってきていると。
松: もちろんそのポイントでも釣ってる人はいるんですが、自分自身にとっては新規開拓なんです。
担: 松岡さんクラスの釣り歴の方でも新しい発見があるなんて、いいことですね。
松: ホント、目線変われば、なんですよ。ヒシヒシと感じてます(笑)。

<今回のテーマ>
~ハードコア ソリッドバイブの松岡式活用術~

担: では今回のテーマですが、『ハードコアⓇソリッドバイブ』はどういったルアーなんですか?

松: ソリッドボディなので、強度、潜度、立ち上がりも含めて、バイブレーションとしての質が変わってきてますよね。振動も小さくて、それがうるさいか言えばそうでもない。微振動はエサとなる小魚の出す波動に近いので、波動が出ることで集魚効果、アピールができます。
担: ラトルがないとアピールの仕方も違いますよね?
松: 質が違いますね。ラトルがあると音と振動を広く拡散して魚の活性を上げていく感じで、威嚇も誘えます。これがソリッドになるとボディの振動だけなので、その振動の質が問われます。
ソリッドタイプのほうがアクションもキビキビしますね。
無音ってイメージがありますが、実は振動の音がすごいですね。
担: 振動が音になるんですね。釣れてくる魚も違ってきますか?
松: そうですね。ラトル入りのバイブでは獲れない魚も寄せられると思います。

担: そんなソリッドバイブですが、これからの時期使っていくとすればどんな感じですか?
松: 例えばデイゲームであればより暑くなるので、水温が安定するボトムべったりとか水深がある場所に魚が行きますよね。河川でも基本的には同じだと思います。
そんな魚は時合いになればシャローや流れに入ってきますが、ディープにいる状態だと釣っていくのはなかなか難しいですよね。それを釣るには適しています。
担: なにか理由があるんですか?
松: 立ち上がりのよさですね。
それによってボトムコンタクトさせても根がかりが少ないので積極的に攻めていけます。
水つかみと立ち上がりの良さって相反する要素なんですよ。引き抵抗が強くなると浮きにくくなる。
でも水の抵抗をしっかりと受けた状態でリフトできるのがソリッドバイブの特長ですね。
これってバイブレーションの良し悪しに直結します。同じ引き感でも抵抗が強すぎるとリフトしにくいんです。フォールは勝手にできますが、持ち上げる動作っていうのは意図しないとできないので大事ですね。
担: それがうまくいったと。
松: すごく良くなってきてます。
担: ちなみに松岡さんは、ラインはなにを使われますか?
松: 基本的に『HARDCORE® X4』か『HARDCORE® X8』が多くなると思いますが、僕の場合は『HARDCORE® X8』の0.8号とかですね。
担: その辺は、普段通りのバイブレーションと同じ感覚で使えるんですね。
松: そうですね。ただ、質的にはラトル入りのバイブレーションとはまた違うバイブレーションってことです。これもまた、目線が変わればってことですよね(笑)。
担: なるほど(笑)。ありがとうございました。

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