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#4 池内式 7月のエギチョイス&ポイント選び

みなさん、こんにちは!
フィールドスタッフの池内です(^-^)/

春のモンスターの情報も、少しずつ少なくなってきてますが、まだまだ可能性は有ります。
日本各地によって当然変わってくるとは思いますが、例えば私のいる関西では、面白い現象が起きてます。和歌山県の最南端の串本界隈では、コロッケサイズやトンカツサイズがすでに釣れ始めている一方で、その少し上の中紀では大型の春イカが釣れているんです。もちろん、三重県側の東でも那智勝浦では、大型の春イカが確認されており、鳥羽方面でもまだまだ春イカの釣果情報も上がっています。

この様に、いわば春と秋が一緒に訪れている様な状況。
どの様にポイントを選び、どうエギを操作すれば良いのか悩まれると思います。

1. エギのサイズについて

当然のことながら、コロッケサイズのポイントで3.5号のエギをビシビシシャクっていてもイカをスレさせるだけにしかならないので、その様なポイントではダウンサイズをチョイスすることをオススメします。
状況に応じて、3号や2.5号なんかも使ってみると、アオリイカの反応がガラッと変わり、躊躇なくエギを抱いてくれる事もあります。
ソルトチャプターなどの大会では、キーパーギリギリの1杯で優勝したりってことも多く、凄腕の著名人の方々も必ず3号や2.5号のダウンサイズを持っておられるんです(^-^)/

一方、モンスターポイントであれば、基本3.5号や4号でアピールさせつつ、抱かす間の絶妙なエギをチョイスするのが良いでしょう。
ところがデカアオリであっても、デカいエギばかりに反応する訳でもないんですよ。過去に、小さいエギでどこまで反応してくれるか実験したことがありますが、最高でアオリーQ 2.5号で2,100gのアオリイカを釣り上げた事があります。

小さいから釣れない!! ではなく、状況に応じてエギもチョイスしてあげることが大事だと言うのをわかっていただけるとうれしく思います。ポイントに着いた時に、ベイトフィッシュが小さいのであれば、3号から投げても十分アリな結果が出ると思います。

2. エギの種類について

当然、ポイントによってエギの種類を使い分ける事も効果的です。
バージンポイントでは、まずはナチュラルに誘うパタパタくん(ez-Qキャストラトル)がオススメです。
何杯か釣れた後、遠くのポイントから引きずり出すためには「ez-Qマグキャスト」が良いと思います。
もちろん、7月中旬発売のパタパタQは、マジやばい釣果を叩き出してくれています。プライベートでのエギングを含めてのパタパタQのインプレは、この後で皆さんにお伝えしますね。

3. ポイントについて

最後にポイントについて。
トンカツサイズまでのアオリイカを狙うのであれば、ワンドの一番奥側で、沈み根や大きなゴロタ石が点在する所がいいでしょう。秋イカサイズのアオリイカは、まだまだ遊泳能力が発達していないので、外敵が現れても逃げ場があるポイントに必ずといっていい程潜んでいます。
逆に、大型のアオリイカに焦点を絞っている方は(もちろんのことですが)藻の群生している所を探す様にすると良いでしょう。この時期でも4キロ近いアオリイカが期待できます。三重県の尾鷲周辺には、とても遅い時期にしか藻が生えないポイントがあるのですが、そこは8月に入った時が産卵シーズンで、その頃に3キロ位のモンスター情報が飛び交うんですよ〜(^_^;)
それか、回遊ポイントに焦点を絞って、地形のエッジ部分を狙い続けるのもチャンスはあると思います。

私もまだまだモンスターを諦めていませんよ~!
逆に、これからこそが面白い時期に入ってきましたので、ぜひこれからの釣果に期待して下さいね‼

今月のテーマ
パタパタQ 池内式インプレッション

さてさて、YO-ZURIから7月中旬に2.5号が、8月上旬に3号が発売となる、みなさんお待ちかねの注目エギ 「パタパタQ」を私なりに紹介したいと思います。

まず一番インパクトがあるのは、やはりボディーサイドの鳥毛に変わるパタパタフィンスリムだと思います。よりリアルにアジの波動に近付けようと追求した結果が、このパタパタフィンスリムになります。

次に実際に使った時の感想ですが、私も取材にプライベートにと、休みのたびにエギングにいき使っていますが、そこで感じるのは、本当にシャクリ重りが無い事ですね。 要するに、軽くシャクるだけで、今まで以上のダートでアオリイカにアピールしてくれるってことなんです。
それでいてエギを自分で操作をしている感があるので、シャクった後のフォールのアタリで釣れた時の『釣ったった~!』感が半端ないってことです。操作次第で、手足の様にエギが操れる印象です。
スラックジャークで、縦に大きく跳ね上げて、ワンピッチで強烈ダート、2段シャクリでアピールと乗せのダート&フォールがしやすいですね~!

そして、フォールスピードも3号が3.5秒/m、2.5号が5秒/mで、エギがダートし終わった瞬間、一瞬止まるような間合いがあります。それが、私は一番大事だと思っています。
イカからのアタリも大きく、「コツンッ‼」ではなく、「ゴンッ‼」ってアタってくる感覚です。違和感なくエギを抱いてくれている証拠なんでしょうね~!

こんな風に、今まで培ったノウハウを、本当に凝縮したエギが完成したと思いますので、ぜひみなさん自分で操作して、『釣ったった』感を堪能してやって下さいね。
私も、さらなるポイント開拓に日本全国走り周って、みなさんとお会いしたいと思いますので、イベントや取材の時はぜひよろしくお願いします!

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