ez-Q キャストの私的な今の時期の活用法を紹介したいと思います。

いよいよ春イカシーズンが到来！
待ってました！という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明日のモンスターアオリを夢見て、都合のつく休みは南へ西へ……。
私も、この時期は休みのたびに和歌山や三重、
そして日本海は福井の若狭にも「本日もイカ曜日」級に通っています。

ところで皆さんは、シチュエーションによってエギのタイプやカラーは変えたりしてますか？
例えば、前日に雨が降り波風が荒い翌日や翌々日なんかの濁りのキツイ時。逆に、快晴続きの場合。
気温や水温の変化や、クリアウォーターでのカラーチョイス。
悩みに悩んで、結局自分の好きなカラーやエギをチョイスしてしまっていないでしょうか？

というか、昔の私がそうでした!!
だって、誰も教えてくれる人がいなかったのが実情だったのですもん。

今やメジャーなエギングですが、25年前は誰もやっていないのではと思うくらい、少なかったんです。
そんな時、私は潮の色、水温、天気、釣れた時間、場所、エギ、カラーなどのデータを、一杯ごとに集計して自分に植えつけてきました。 100％ではないのですが、答えに一歩づつ近づいてきているとは思います。

春のアオリイカは、早く移動できないんです

まず、春のアオリイカの個体は、大柄な分、瞬発力に欠けてしまいます。
要するに、早く移動できないんです。
（逆に、秋の個体は小さい分、瞬発力にとみ、外敵から逃げる術を備えているんです。）
なので、春のアオリイカは、スローなタイプのエギを中心に展開する方が優位に立てるんです。

例えば、シャクる動作で大きく飛んでしまうタイプよりも、その場で大きくアピールし続けるエギ――要するに弱った魚や捕獲しやすいエビを演出した方が、産卵に備えて体力を温存したい春イカには魅力的にうつるという事。 ってことは、ez-Q　キャスト（パタパタくん）が理にかなっているってことなんです。

難しく考えず、キャストして水深の中層辺りを、初めは３回のトゥイッチに３秒のテンションフォールで狙って下さい。 テンションフォールしている時に、パタパタくんの足の部分が水の中で小刻みに震えてバイブレーションし、水中に波動を与えるんです。

水中で波動を出すってことは、イカに「ここに居ますよ～」って教えてるのと同じなんです。
今までになかった、フォール中でのアピールなんです。
だから、イカは違和感を抱くことなくパタパタくんを抱いてくれるんですよ。

もし、トゥイッチ等の操作方法がイマイチわからない方は、是非DUELムービーを参考にしてくださいね。

シチュエーション

カラーセレクトは、基本的に濁り潮はオレンジ系で、澄み潮はピンク系をおすすめします。
ここ最近のDUELのエギのパッケージには、マスターカラー名を明記してあります。
それを参考にしていただけると分かりやすいと思います。

次に、ラトルでの効果ですが、正直良い時も有れば、極端に嫌う時もあります。
イカの活性なのかどうなのかは分かりませんが、私が経験した感じでは、濁っている潮の時は本当に反応が良かったです。 逆に、澄み潮のクリアウォーターでは、本当に警戒してエギから一定の距離を保ったまま近づかなかったんです。 たまたまだったのかも知れませんが、ラトルの有無は状況に応じてチョイスした方が良さそうです。

先日のTV番組での取材でも、ez-Q キャストはそのポテンシャルを発揮しました。
エギングは3回目と初心者のあずあずが、なんと1,600gのアオリイカ！
人生初めてのアオリイカがこのサイズという、なんとも羨ましい釣果となりました。

初心者に優しく、操作性にも優れたエギを私は本当に頼りにしています。 ファーストポイントには、必ず「ez-Q キャスト」を投げてから、次なる作戦を立てるスタイルになっている池内が、明日のみなさんのモンスター捕獲のためになれればと思っています。

ぜひ、次の釣行の時には、パタパタくんでモンスターゲットの報告をお待ちしていますので、よろしくお願いしますね＼(^o^)／

では、毎日がイカ曜日の池内が案内させていただきました。
また次回もお楽しみにね!!