みなさん、こんにちは～。池内です。

今年は日本海・太平洋側共にアオリイカが育っている感じですね。
ただ、日本海側は台風がやってきてから状況が一転し、少し釣れ方が変わってきましたね～（汗）。

そこで、今回のテーマは……‼

＜今回のテーマ＞
～関西エギングの今秋の傾向と対策～

日本海編

先日、日本海の小浜周辺にアオリイカの調査に行ってきました。でも、台風後のタイミングって事もあり、濁りが少し入り、雨による水潮の影響もあり、かなりの低活性でした（涙）。夜からポイントに入りランガンしてきましたが、一番最初のポイントではアタリはなし。出迎えてくれたのはフグさんだけでした。

フグはキラキラしたものに興味を示しアタックしてきます。というのは知りながらも、少し濁りがあったので『ez-Q® CAST』の濁り潮マスター（夜光マーブルオレンジ）をチョイス。

早速キャストをしてダダ巻き‼
（今回のポイントはシャローの常夜灯のついたエリアなので、投げて巻くだけが効くんです。）

ダダ巻きを開始して直ぐに「コンッ‼ コツンッ‼……」というアタリ。
ヤバイ‼ ヤツだ～（汗）と回収しようとしましたが、その瞬間 スパンッ‼ とラインテンションがなくなり一軍エギがなくなってしまいました（涙）。
フグの多いポイントでは、金テープやシルバーテープなどのキラキラテープは止めた方が良いですね。赤や黒系のシルエット重視のカラーを選ぶと、フグからの攻撃を少なくできると思います……。

すぐにケイムラレッドパープルにカラーを変更。釣りを再開するもアタリが無いのでラン＆ガンをしていると、エギを引ったくるアタリがあったので即アワセを決めて、ようやくアオリイカをゲットできました。

投げて巻くだけ釣法は、基本的に水深の中層より上を狙います。
私が狙っていた水深2m程のポイントであれば、水深1mくらいの所をただただ投げて巻くだけで釣れちゃうんです。夜に水深が浅いポイントを狙うって事が一番重要ですね。さらに常夜灯が加われば、なおさらヒットチャンスは上ってきますので皆さんも試してみて下さいね。

その後も、同じポイントで連発のアオリイカをゲットしましたが、湾内の潮が動かなくなった瞬間に釣れなくなりポイントを移動することに。
次のポイントは普段なら一投一杯釣れそうな良い雰囲気。しかしまたしてもフグの猛攻に遭い、シルエット系のエギにすらアタックしてきたので、泣く泣くポイントを後にしました……。
かなり雰囲気があっただけに、うしろ髪を引かれる思いでした（涙）。

というわけで、日本海側をまとめると、アオリイカの数は久し振りに良い年です！
でもその分、フグなどの魚の活性も高くなっていますのでご注意下さいね。
夜はキラキラテープではなくシルエット系のエギで釣果アップを(^o^)/

太平洋編

一方で太平洋側ですが、こちらもアオリイカの数は多く感じますね～。
春の産卵時期に雨や水温低下もなく、孵化する時期も台風の影響を大きく受けなかった事で、アオリイカもスクスクと成長しています。

陸っぱりだけでなく、ティップランでの釣果も上ってきており、これからの釣果に期待がもてそうです。
日本海側と同じく、今年は昼夜問わずにケイムラカラーのヒットが多く出ている感じですね。

私自身のパターンでは、まず昼夜問わずに水色でエギのカラーを決めます。澄み潮の時はブルー夜光マーブルピンクを使い、濁り潮の時は夜光マーブルオレンジを使います。

ほとんどのポイントではすぐに答えが出ますが、出ない場合も大きくカラーを変えるのではなく、今使っているエギに関連性を持たせる様にカラーチェンジしていくんです。

例えば、澄み潮だったので「ブルー夜光マーブルピンク」を使っていたのであれば、ピンクの布が同じ「ケイムラゴールドピンク」にしたり、ブルー夜光が同じ「ブルー夜光ゴールドブルー」にするなど、前のエギと何かひとつ同じ物を使う事により、その日のヒット素材をチョイスしていくんです。

ブルー夜光に猛アタックがあったのなら、ブルー夜光系のエギをローテーションする事によりイカをスレさせず、周りよりも数を釣る事ができるんですよ。

もちろん、エギのタイプでチェンジしていく方法もありますし、それもアリです。

パタパタに反応が薄くなってきたりすると、マグキャストを使ってみたりパタパタQを使ってみたりすると急に答えが出たりしますので、みなさんも色々と試してみて下さいね。

私もキャスティングは勿論ですが、そろそろティップランも準備して楽しんできたいと思います。
では、みなさん良い釣りを……‼