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#12 飛距離と潜行深度の測定方法

ウェブマガジンをご覧のみなさんこんにちは!
ニッチ部屋の管理人、開発・西島です。
2018年明けました。底冷えする日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

パッケージやホームページ、カタログにあるスペック情報の一部に、このような表記があるのをご存知ですか?

読んで字の如く、その商品が持つ飛距離と潜行深度(レンジ)です。
今回は飛距離と潜行深度(レンジ)について、どのようにして測定しているかご紹介したいと思います。

飛距離の測定

測定方法

測定方法は実際に落下地点までの飛距離を測る以外にレーザー測定器による計測、ラインカウンターやマーキングラインを使用した計測、リールのハンドル一回転分からラインの放出量を計測する方法など数パターンあります。
デュエルでは超原始的な100mメジャーを使用した実測値測定法を採用しております。

アナログ感満載ですが一番間違いが無くリアルなデータ収集が出来る測定方法です。

測定時のタックル

使用するタックルは2種類。
測定するルアーの重量や対象魚で使い分けます。
ただしライトゲーム用のルアーや60gを越すような重量級ルアーの測定時は、対象ルアーに見合ったタックルを使用します。

タックル A
ロッド ダイコー タイドマーク アルテサーノ エヴォルティア TMAES107/09
リール シマノ ステラ 4000XG
ライン デュエル アーマード F+ pro 1.0号〈→製品紹介
リーダー デュエル TBカーボン 5号 (20Lbs.)〈→製品紹介
接続 スナップ1.5号
タックル B
ロッド ダイコー タイドマーク ストームミリアー TMSRS-110/11
リール シマノ ツインパワーSW 4000XG
ライン デュエル X-wire 4 2.0号〈→製品紹介
リーダー デュエル TBカーボン 12号 (40Lbs.)〈→製品紹介
接続 コンビリング5号

最大飛距離とは

デュエルの表記飛距離はそのルアーが持つ最大飛距離。
5回投げて一番飛んだ飛距離を採用します。
その際出た数値が中途半端なときはキリがいいところまで切り捨て。
例:73.6m→70m

測定はもちろん無風の日に行います。
余談ですが同じタックルでラインだけを変更し投げ比べると、必ず『アーマードライン>PEライン』という結果になります。
アーマードラインは飛距離アップにかなり貢献しているようです。

潜行深度(レンジ)の測定

測定方法

飛距離同様、数パターン測定方法があります。
ロングスケールを水中に入れ、実際に潜って測定する方法。
魚探等で水深を測り、ルアーをボトムコンタクトさせ測定する方法。
どちらもなかなか都合よく行かないことがあり正確性に欠けます。
デュエルでは通称「Nシステム」を使用し潜行深度を測定。

Nシステム

何だこれ?とお思いでしょう。
Nシステムの「N」は私、Nishijimaの「N」からきたもの。
この測定システムにつけられた名前で社内ではこう呼ばれています。
ナンバーを読み取るアレは一切関係ありません。

マーカーとなる棒ウキからラインを介して水中にバーを吊るします。

ウキとウキの間にルアーを泳がせ、ルアーがバーに当たればウキに反応が出るので、その時の潜行深度が分かります。 これを当らなくなるところまで数センチ単位で何度も繰り返し、対象ルアーの潜行深度を測定します。

その際ロッドのティップ位置やリーリング速度を変え、通常使用できる最小深度と最大深度を測定します。

シンキングルアーの場合は沈めることでオールレンジ対応できるのですが、ヘビーミノーのように主にリーリングで使用するルアーは使える範囲を測定します。
一般的にはフローティングミノーと逆になり、速く巻けば浅いレンジを泳ぎゆっくり巻けば深いレンジを泳ぎます。

例えば70mmのヘビーミノーの場合、速く巻けば最小深度の80cmとなり、ルアーがアクションする範囲でゆっくり巻けば最大深度の200cmとなります。
つまりスペック上は80~200cmという表記になります。

足場の高さによるライン入射角、使用するラインの特性や太さ、またリーリングスピードでも潜行深度は変わりますので、あくまでも一般的な目安として捉えてください。
バイブレーションやスピンテールジグ、ヘビーシンキングペンシル等のルアーは表層からボトムまで全層対応のルアーとなりますので、表記はオールレンジとなります。

ジレンマとの戦いも

飛距離と潜行深度は以上のような測定方法を用いて測られているのがお分かりいただけたでしょうか。
目標となる飛距離が出せるまで何度も何度も作り直し。
潜行深度も同じです。飛距離やアクションが良くても狙いのレンジをはずしてしまったら、リップの形状や角度、重心位置を修正変更。すると飛行姿勢が変わるので再び飛距離測定。
このようなことを繰り返してルアーは完成していきます。

2018年も全身全霊をもってモノ創りします。
皆さまにとりまして素晴らしい一年になりますようお祈りしております。

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