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#73 3月中は思いの外苦戦……でも、ここから一気に盛り上がってくるでしょう♪

みなさんこんにちは。荻野貴生です。

4月も中旬となりいよいよ春本番ですね。
運河には散った桜の花びらが敷き詰められて、それを掻き分けるようにシーバスがバチをフィーディング!!
ここ数日はそんな感じで盛り上がっていますよ。

でも3月中は思いのほか苦戦した……なんていう方も少なくないのでは?
今年の東京湾奥は、2月の段階でサッパやカタクチイワシといったベイトフィッシュが沢山入ってきて好調なスタートになるかと思いきや、そのベイトフィッシュが抜けてからというもの、なかなか手ごわいコンディションが続きましたからね。アミやハク、時々バチ、そんなベイトをフィーディングしているシーバスが要所要所にいる状態で、その数は決して多くはなかったですから。

春先のベイトフィッシュパターンからバチやアミやハクなどのベイトへシフトしていく流れは例年通り。
これら泳ぎの弱いベイトたちも決して少なくはなかったけれど、肝心なシーバスの接岸が弱かったですね。
フィーディングの条件がそろう最上級のスポットに入ったほんの数尾のシーバスを的確に仕留める!!
そんな日々でした。

この、いまひとつ盛り上がらなかった状況の原因は、潮回りと気象状況の関係など色々あるけれど、そのひとつに水門の工事の影響があると思います。春先の湾奥シーバスを支える小さいベイト達の“ゆりかご”とも言える運河筋の水通しが良くなかったのは事実ですね。
耐震補強工事ということで、2枚並んだ水門は常にどちらかが閉まっていて、あまり使われていない水門に至っては長期間閉ざされたまま。いつもとは明らかに違う水の動きでした。河川に架かる橋脚も同様の対象で、かなり大規模な工事だけにこちらも少なからず影響はありましたね。

でもここ数日、久々にしっかりとしたバチ抜けが始まったので、ここから一気に盛り上がって来るでしょう♪

<今回のテーマ その1>
~4、5月の東京湾シーバスの動きとルアーセレクト~

さて、今回もお題が出ているんですよね。

で、4月5月といえば、ゴールデンウィークシーズンですよ!!
ゴールデンウィークといえば……!? “潮干狩り”の季節!

「何で?」ってみなさんご存知の通り、昼間の引き潮が大きくなるからですよね。
つまり昼間に海が浅くなるということ。川の中も運河の中もどこも昼間に浅くなるわけで、これによって水中は今まで以上に日差しの影響を受けることになるのです。その陽射しも強くなってくる季節、水温は上がり、水も色付き、生命感に溢れる季節になるわけですよ。

この“色付いた水”、つまりプランクトンが豊富になった水によって、ベイトフィッシュも再び浅いレンジに姿を現すのです。この時期のシーバスの動きをひと言で表現するならば「アグレッシブ!!」かな。
あらゆる所に姿を現し、あらゆるベイトをフィーディングする!!
デイゲームも面白くなってきますからね♪
だからゆえに“ルアーセレクト”といわれると正直困ってしまうのです(笑)。
なので、シチュエーションごとに強力なルアーを紹介したいと思います。

まず最初は「ここからが最高潮!!」といえるバチ抜けパターン。
終盤といえるこれからの時期は、大きい潮周りでなくても日没と同時にバチが姿を現します。

ここでオススメなのが『ハードコア®ミノー 130F』。
ちょっと大きくない?なんて思われがちだけど、コレが効くんですよ!!
水温も上がってシーバスのライズも力強くなり、弱い泳ぎでありながら存在感のあるこのルアーが強力に効くのです。ウォブリングを抑えるようにスローに引くのがコツですよ。

そしてもうひとつ紹介したいルアー。それは『ハードコア®ミノー 90S』。
ストレートリトリーブとトゥィッチングで使います。

一見ディープダイビングミノーを彷彿させるような長めのリップだけれども、これはタイトでナチュラルなアクションとキレのあるダートアクションを生み出すためのリップなのです。
ベイトフィッシュがしっかりと入り込んでシーバスが本物志向になってしまっている時の切り札的ルアー。
デイゲーム、ナイトゲームどちらでもオススメですね。

――ところで、実は今回は、もうひとつお題があるんですよ。

<今月のテーマ その2>
~新製品『TB CARBON™ ショックリーダー』の使用感について~

シーバスの時は常にフロロカーボンのリーダーを使ってますが、今回のこのニューアイテムも早速導入しています。僕がリーダーに求めるのは適度なしなやかさと適度なハリ、そして擦れに対する強さとノットの強さ。まあ当然の要素だとは思うけれど、ハードルはかなり高いですよ。

この『TB CARBON™ ショックリーダー』は――、

――ズバリ合格ですね。

普段は12ポンドを使うことが多いけれど、マイクロベイトのパターンで6ポンドを使い込みましたが、まるで不安はなかったですね。

ところで最近、リーダーのことで気になることがあるのですが……。
最近、セミナーに来られたゲストさんやフィールドで会った方など、大きなスプールのリーダーを持ち歩いているのを良く見かけます。オカッパリで持ち歩くわけだからコンパクトなほうが良いのに……。

デュエルのリーダーのスプールは使いやすさも抜群なんですよ。
“ジャストストッパー”というシステムで、リーダーが必要な長さでピタッと止まるんです。
もちろん『TB CARBON™ ショックリーダー』にもジャストストッパーが付いています。

TBとは“TOTAL BALANCE(トータルバランス)”という意味。
その名の通り均整のとれた使いやすいリーダーに仕上がってますよ。

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