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#68 関東地方もジメジメとした季節に突入

みなさんこんにちは。荻野貴生です。

間もなく梅雨入り!? というタイミングでこのコラムを書いていますが、
みなさんの目に留まる頃には関東地方もジメジメとした季節に突入していることでしょう。

東京湾奥エリアの梅雨といえば、ローライトな状態が続き、水色がクリアになるタイミング。
かと思えば時折顔を出す太陽はまさに真夏の陽射しで、一気に赤潮が発生‼
そんな水質がコロコロと変わるのがこれからの季節なのです。

ひと言で表すならば、激シブ……

水深や水の循環の善し悪しで、エリアごとに水色がまだらになるのも梅雨時期の特徴と言えるでしょう。
そんな梅雨入りを目前にした東京湾奥の現状を、
ひと言で表すならば「激シブ」といったところでしょうか(汗)。

「ベイトが居ないから?」って訳でもないのです、小さなイナッコの群れは沢山あるし、アミだって大量に出ている。まだ日没前にもかかわらず、極小サイズのバチがクルクルと水面を泳ぎ回るほど。
ハゼの幼魚が水面近くで漂うのもこの時期。ベイトになりそうなものはいくらでも居るのに……。

確かに「湾奥のベイト」という意味では一見、事欠かないように思えるけれど、本来メインベイトといえる肝心なカタクチイワシやサッパの群れの接岸が少ないのが今年の傾向。アグレッシブなシーバスの「群れ」を引き付けるだけのパワーは、これらベイトフィッシュの動向にかかっているのです。

デイゲームでも苦しい、この難関を克服するキーワード

潮の動きからして、日中の方が干満差が大きいこの時期、例年ならばデイゲームに分があるのですが、今年に限ってはなかなかの苦戦を強いられているのが現状ですね。いつもならシーバスが飛び出してくるストラクチャー際でミノーをジャークしたり、バイブレーションをリフト&フォール、でもシーバスはなかなか姿を現してくれないのです。ベイトフィッシュを待伏せて居ないからなのでしょう。

水中をよ~く観察してみると、浅いカケアガリの上や護岸際に昼間だというのに大量のアミが沸いています。
その長い帯状のアミの群集には、あらゆる魚たちがフィーディングにやってくるのです。まだ小さなハゼやイナッコ、マルタウグイやコノシロ、そして大きなボラ、それらに混ざってシーバスもアミをフィーディングしているんですよ。時には小さなエビを追って昼間から水面に出てくるシーバスもいるほど。
本来夜にフィーディングしているベイトを日中に追っていることこそが、今のタフコンディションを物語っているのではないでしょうか。

こんなシーバスたちにアプローチを試みても、デイゲームらしいスピーディな動きには反応せず(汗)。
チェイスしてくるのは春先のナイトゲームを彷彿させるようなスローな動き。
スローな動きにスローなチェイス、デイゲームでは見切られてしまうのがほとんど。

このアミやバチを夜にフィーディングしているシーバスももちろん居るわけで、しかしながら大量のベイトに対してシーバスの数は限られており、春のような連続ヒットはなかなか難しいですね。
しかも夜は干満差が小さく、流れのメリハリも弱い。

こんな難関を克服するためのキーワードが「アミサッパ」。アミをフィーディングしにやって来るサッパ、そしてそのサッパを狙うシーバス、これが本来この時期の最強パターンなのです。
今年はそんなサッパ待ちの状況が続いていますが、シーバスたちの本能には多分インプットされているのでしょう、
そんな場面を演出することができるのが、ハードコア フィンテールバイブ55
激シブな湾奥ナイトゲームを克服するためのアイテムは、もはや不動の地位といっても過言ではないでしょう。使い方は、常夜灯に集結しているアミの群れに突っ込むかのごとく、突入させる‼
そんなイメージ。

ただ巻きよし、リフト&フォールよし‼
強過ぎないナチュラルなアクションが、今や頼みの綱になっていますね。

今回のテーマは「Armored シリーズ」について

さて、毎回WEBマガジン編集部よりテーマが出ているのですが、
今回のお題は「Armored シリーズ」について。

Armored S、そしてArmored F+とデュエル独自の研究で生まれたこれらのラインは、これまで僕が愛してやまなかったスムーズシリーズが進化して生まれたライン達なのです。
その特徴はズバリ「編んでいない‼」ということ。通常4本編み、8本編み……と、複数の繊維を編み込んで形成しているPE ラインですが、この「編まないことのメリット」と「編まないことの難しさ」、これを語らずしてArmoredを語ることはできません!!

編まないメリットその1は、「表面がツルツル」なこと。
これによりリトリーブ中のノイズは激減して、感度アップ‼
ラインに水が纏わり付かず、快適‼

メリットその2は「適度な張り」があること。
これにより様々なライントラブルを軽減できる‼
ラインメンディングがしやすく、狙い通りのリトリーブコースを確保できる‼

そしてメリットその3、「あらゆる摩擦に強い」ということ。.
通常のPEラインに比べて、根擦れに対して圧倒的に強く‼
不意のライントラブルやリーダーとの結節など、あらゆる摩擦ダメージに対して非常に強い‼

一筋縄ではいかない気難しいシーバスを相手にしている以上、投げる、巻く、アクションを加える……
あらゆるルアーコントロールに妥協は許されない訳です。
ひと言で表すならば、「攻めのライン」。できることはすべてやる‼
そんな僕のゲームになくてはならないライン、それがArmoredシリーズなのです。

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