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#81 伊豆半島でのモンスター級アオリイカ

今回のコラムで紹介するのは、『デュエルムービー』の取材での伊豆七島への釣行。

例年伊豆七島の今の時期は、ご当地でアカイカと呼ばれる大型のケンサキイカ釣りが人気。現地のアングラーは餌撒きスッテなどで、電気浮きをつけて狙うのが一般的であるが、今回は通常のエギングで狙った。アカイカの回遊するタイミングは通常夜間となるが、先日発売となった「EZ-Q® CAST ランガン」を使用し連続ヒットを達成。
当地では釣期ではないといわれるアオリイカも日中狙ってみたが、こちらも本命をキャッチ成功となった。

その後は、伊豆半島に戻り、今回の後述のテーマでも取り上げているレンタルボートを使用してのキャスティングスタイルでアオリイカを狙った。
実釣時のタイミングではまだアオリイカの乗っ込みがポツポツというタイミングではあったが、日中モンスター級(!?)のアオリイカをキャッチし、『デュエルムービー』に収録することができました。
ぜひ映像でも、お楽しみください。
春イカ3キロオーバー 本気激シブ…エギング in 伊豆半島 / デカイカハンター笛木展雄

そして例年釣行している北海道では、最北のデュエルスタッフで釣友の赤川さんとイトウを狙ってきました。
こちらの実釣の様子はデュエル釣果情報にも掲載しておりますので、そちらもご覧ください。

<今回のテーマ>
~ボートエギングにおけるエギやラインの操作の違いと、釣果アップ方法~

エギングシーズンも後半戦、楽しい釣行はできているでしょうか?
今回は、前回に引き続きボートエギングについて紹介させていただきます。

ボートエギングは、ポイントにアプローチする際に、タックル類やクーラーなどのランディングツールをそろえたままポイントにアプローチでき、しかも目当てのポイントに一番自分が釣りやすい立ち位置から狙えるのがアドバンテージとなると紹介しました。とはいえ、アンカー&ロープなどで船を固定して狙えば、基本的にはショアからのエギングと全く同様です。

もうひとつのボートエギングの手法としては、パラシュートアンカーなどを使用してボートを風や潮流にまかせ、流しながら釣る方法があります。
小さな手漕ぎボートやゴムボートなどの場合には、パラシュートアンカーなどの専用の装備がなくても、例えば大きめのバッカンやバケツなどをロープに結びボートにくくりつけて流したり、またはアンカーロープを海底を引きずらない程度の長さにぶらさげれば、風などにより船が流れ移動していくスピードを調整しつつ流すことができます。

また、ボートを操船する人がいる場合には、ボートの流れ具合を調整しながらオールや船外機を操縦し、流れるスピードを調整しながら狙うことができます。
ボートを流しながらキャスティングスタイルのエギングをするメリットは、広範囲に手返しよく狙うことができることです。
しかし、風や潮流などの合力により、ボートが流される耐水スピードを調節するのはある程度の慣れが必要で、ボートの流れる方向やキャストする方向によっては、餌木の操作やレンジキープが難しく、初心者には難しいでしょう。

例えば、餌木をキャストした方向に自分の乗っているボートが近付いてしまう場合は、ラインがたるみやすく、餌木のレンジが下がりやすくなる。
逆に餌木をキャストした方向からボートがはなれていく場合にはラインが常にひかれる状態になり、餌木のレンジが浮きあがりやすくなる。
といった具合です。

ちなみに対処法としては、キャストした餌木に近付く場合はしゃくった後にラインスラックを多めにとるようにラインの巻き取るようにする、シャクリの回数を多くする、あるいは使用する餌木の沈下スピードが遅いタイプにするなど。

逆にキャストした餌木からボートが遠ざかっていくような場合には、いわゆるティップランエギングと同様、使用する餌木の沈下スピードの速いタイプのものにする等の方法があります。 他にもラインの太さを変えるなどの方法もあるが、狙ったポイントの水深に合わせ餌木を操作するには、ある程度の慣れが必要です。 また、ボートを流して釣る場合には船が流されていくライン上にポイントがくるように船を流し始める位置などの考慮をする必要があります。

私は基本的には最初にご紹介したアンカーロープでボートを固定して狙うスタイルがオススメで、今の時期であれば、ショアからアプローチできない乗っ込みのアオリイカが回遊してきやすいポイントをタイドスケジュールなどにあわせ効率よく狙えて楽しめると思います。

ボートから陸っぱりでいつも釣行しているポイントの周辺を調査すると、いつも自分が狙っているポイントにどんな条件の時に回遊してくるかなどが分かるので、潮位や潮流の向きなどをきちんと把握して望めば、きっと陸っぱりのポイントの選択もうまくなると思います。

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