デュエルＷＥＢマガジンをご覧のみなさんこんにちは～。
デュエルプロスタッフ・琵琶湖プロガイドの黒須和義です。

今回のテーマは初秋のハードベイト攻略らしいです。
確かに秋はハードベイトが効果的な季節ですからね！
なぜなら、秋はバス、ベイト共に散っているので素早く探るため。
ターンオーバー等の水質悪化で口を使わなくなったバスにリアクションバイトさせるためにはハードベイトの力が必要です!!

それではいってみましょう！「初秋の黒須流ハードベイト攻略」。

バイブレーションプラグで、最も早く、広いエリアを探る

まずは、最も早く、広いエリアを探る方法。
とりあえず、バスの居所がつかめない時や、初めて訪れるフィールドで有効な手段です。
秋は適水温になるのでバス・ベイト共に広範囲に散っておりどこにでもいます（笑）。
ですからすべてのエリアをチェックする必要があるのです。

そんな時に便利なのが、バイブレーションプラグ。キャストしたらリーリングするだけの簡単なルアーです。
この釣りでの最大のキモは、できるだけ速いスピードでリーリングすることです。
“バスにルアーと気付かせないハイスピードで”です。

あと重要なのがタックルバランス。
ロッドは、グラスロッドが一番。柔らかめの低弾性カーボンロッドでもＯＫですが、高弾性カーボンロッドや硬すぎるロッドはＮＧ（バラシが多くなったり、疲れるので）。
リールは、６.０以上のハイギアタイプのベイトリール。
ラインは、『HARDCORE QUICK SHOT FC』14Lbsがベストです。タックルバランスが悪いと一日中キャスト＆リトリーブするのが困難なので注意が必要です。

使用するルアーは、『ラトリンバイブ』『HARDCORE XX バイブ』。
ラトリンバイブは水深１ｍ前後、HARDCORE XX バイブは水深２ｍ前後を目安に使い分けてくださいね！

反応がない時はディープクランクがおすすめ

次にオススメするのは、ディープクランク。
シャロー～ミドルレンジでバイブレーションに反応がない時はディープレンジを探る必要があります。
やはり広いエリアからバスを探し出さなければいけないので、早く、広くディープをチェックできるディープクランクがベストです。

この釣りでのキモは、やはり“スピード”と“緩急”です。
キャストしたら、とにかく早くリーリング。何かに当たるまではひたすら早く巻き続けて下さい。
何か（主にウィード）に当たったら止めてクランクを浮かせ、かわしたらまたリーリングという感じです。
バイブレーションと違い、ストレートなハイスピードリーリングだけでなく、障害物やウィードをタイトに丁寧にも攻められるのが緩急というわけです。文章では伝えにくく分かりづらいと思いますので、DUELホームページに私の解説動画がありますのでそちらを参考にして下さい。

ロッドは、ある程度の感度も必要なので、低弾性カーボンがベスト。
リールは、５.０程度のローギアがオススメ。ローギアのほうがクランクベイトの動きをつかみやすい。
ラインはバイブレーションと同じく、『HARDCORE QUICK SHOT FC』14Lbsがベストです。
ラインの銘柄や太さをコロコロ変えるのはよくありません。固定しましょう。
あまり変えてばかりいると、ルアーの動き、潜行深度、潜行角度等が変わってしまうので上達が遅くなります。ずっと同じタックル（もちろんラインも）でやっていると、ルアーの特徴をつかむのも早く、上手になるのです。

使用するルアーは、『HARDCORE XX CRANK』の3+と4+です。
3+は３ｍ前後、4+は４ｍ前後を目安に使い分けて下さい。

カラーは2種類は用意しておきましょう！

最後にバイブレーション、クランクのカラーについて。
ひとつのルアーで、光るキラキラ系（例えばキンクロ）、と光らないベタ塗り系（例えばブルーバックチャート）の二種類は用意しておきましょう！
水質や太陽光、背景（ウィード、岩等）の要素でどちらかのカラーにバイトが集中する場合があります。
同船者がどちらかのカラーで爆釣していて、自分がそのカラーを持っていなかったらどうですか？
悲しすぎますよね？　なのでカラーは二種類以上持っていたほうが賢明です。

滋賀で行くならこんな店

今回の「滋賀で行くならこんな店」は、「JBカフェ」さんです。
オールドアメリカンな雰囲気がＧＯＯＤなこのお店。
チェーン店では味わえない本物のハンバーガーがオススメです。

名前： ＪＢカフェ
住所： 滋賀県守山市今宿２-９-２０
電話： ０７７-５８２-１１９９
時間： １１：００～２３：００（Ｌ.Ｏ.２２：３０）
定休： 不定休

それではまた次回……。