担当者(以下担) ごぶさたしています。
松岡(以下松) こちらこそ。
担 お体の方は大丈夫ですか?
松 まぁまぁ順調に回復してますよ。リハビリ中ですが。
担 不謹慎なんですが、松岡さんでなければもっと大事故になってたのではという……。
松 ハハハ。たぶんそうですね。オレでよかったです。復活も早いんで。
担 お医者さんにもそう言われたりするんですか?
松 骨折して5日目には歩いてましたから(笑)。普通じゃないと言われました。
今月末くらいからはたぶん現場復帰もできるんじゃないですかね。
担 それはよかったです。やっぱり釣りしたいですか?
松 う~ん、どうでしょう。
ある意味時間はあるんでいろいろ考えますね。いろんなことを。釣りのことも、体のことも。
普段の生活には支障はないんですが、釣りをしていく上での動きってあるじゃないですか。
そのときのためにリハビリをしてるってこともありますね。
トレーニングでも、他は稼働させないで一カ所の筋肉だけを使うみたいなことをやってますけど、
これがすごい難しいんですよ。でも釣りには必要なんで、
トレーナーさんにも釣りをする上での動きを伝えてやってもらってます。
松 意外なルアーがきましたね(笑)。
担 そもそもどういうルアーなんですか?
松 ソルトウォーターのルアーでシンキングと言っても、正直サスペンドが多いんですよね。
サスペンドのSなんじゃないかっていうね。
担 キチンと沈むシンキングではないと。
松 そうですね。でもこのヘビーシンキングミノーは早くストン!と沈むんですよ。
当たり前なんですけど、実はこれが大事で、ホントに素早く沈むという意味のシンキングですね。
だから深いレンジまで打っていけると。それで重たいから遠投はできる。
遠くまで投げて沈めて引いてこれるプラグですね。
なので、シーバスからオカッパリの青物なんかも狙えます。
担 より広範囲を面だけではなく、深さに対しても探れると。
松 そうですね。それと、この手のシンキングミノーって、水をつかみやすいんですが、ファストリトリーブができない。ひっくり返って泳がないルアーも多いんでよね。
だからこそ、そこは一番重要課題にして作りました。ヘビーウエイトのルアーは飛ばすことは簡単なんですが、泳がせるのが難しい。でもこれはよく泳ぎます。
なので、磯なんかでも使いますね。青物やヒラマサ、カンパチ、ブリを狙う時にも持っていきます。
担 シーバスだけではなく、いろいろな魚種を狙えるんですね。
松 もちろんヒラスズキにも使えます。
担 5月くらいだとどう使いますか?
松 いろいろいけますね。青物、シーバス、ヒラスズキ、意外ないいのはヒラメにマゴチ。
穏やかなサーフで砂ぼこりを立てて引くのがいいんですが、まさにシンキングなのでそれができます。
あとは沖の深いところとかを遠投で狙うと、フォールで沈めている間に食ってくることもあります。
ある意味フローティングにはできない釣りですね。バイブレーションも同じような使い方ができるんですが、
バイブレーションよりもテンポを遅くできますね。なので、使い勝手はいいと思います。
担 いろいろな使い方ができるんですね。
松 50mm、70mmなんかでは、メバルやメッキなんかのライトゲームならではの豊富な魚種も狙えます。
だからひとつは常備しておくとなにかと楽しめるでしょう。
担 では、マッチするラインは?
松 ある意味どれでもというか、釣りたい魚種に合わせればいいと思います。
担 ターゲットが広いですからね。
松 あとはフックなんかも魚種に合わせることもできますね。シンキングなんで。
これは意外と大事ですね。標準ではシーバス用が付いてるので、
一番手くらいは大きくしたり、青物を狙うなら太軸にしても大丈夫ですよ。
担 なるほど。ありがとうございました。
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