みなさんこんにちはデュエルプロスタッフの国保誠です。

ゴールデンウィークに突入し、水の中のバス達は
年に一度のビッグイベントのスポーニングシーズンに入り、
フィールドは春のビッグバスを狙うアングラーで賑わうようになってきました。
スポーニングシーズン真っ只中ということで、狙っていくバスはプリ、ミッド、アフターと
様々なコンディションのバスが混在していて、
どのタイプを狙っていくかで戦略も大きく変わっていく春独特の難しさがあります。

ガイド時の中心はスピニングタックルでのフィネスゲーム

ガイドでは様々な状況で狙うことができ安定感がある
アフターのメスを狙っていくパターンをメインにすることも多く、
このアフターのメスを狙っていくパターンではHARDCORE T7の６ポンドを使ったベイトフィネスや、
５ポンドを使ったスピニングタックルでのフィネスゲームを中心に組み立てています。

フィネスタックルではストロングな釣りとはまた違った要素がラインに求められ、
たとえばウィードが少ないディープフラットエリアでは、
強い風が吹いたタイミングにアフターのビッグサイズのメスを狙うパターンがあるのですが、
こういったシチュエーションでは強風と、
風によって発生するカレントの影響を極力抑えてライトリグを操る必要性があります。

そんな状況下でHARDCORE T7の細い番手のラインは張りを抑えて扱いやすくしたしなやかさと
HARDCOREシリーズならではの復元力の高さからくるクセの付きにくさから、
常にラインスラックのコントロールをしながらのフィネスゲームを快適に行うことができるので、
気難しいアフターのメスを狙うパターンに一役買ってくれるのです。
もちろんバイトからランディングするまではHARDCOREシリーズ全体の共通ポイントである
強度の高さから、激しく走り回るビッグサイズのメスをいなしてキャッチする事ができる信頼性があります。

これからアフター攻略で出番が多くなるフィネスゲームでは、
フィネスタックルとHARDCORE T7とのコンビネーションでビッグサイズのメスを狙ってみて下さい!!

5月におすすめのデュエルルアーとカラーセレクト

今回のテーマは“ルアーカラーの使い分け”ということで、
５月に入りアフターのバス達が、伸び始めたウィードの上にサスペンドする
ブルーギルを中心としたベイトフィッシュを捕食するようになると、
HARDCORE MINNOW FLAT 110Fが活躍し始めるシーズンとなるので、
今回はHARDCORE MINNOW FLAT 110Fのルアーカラーセレクト術をご紹介したいと思います。

ルアーをキャストする前に必ず悩むカラーセレクトですが、
僕の場合はまずはシルバーメタリック系、ゴースト系、ゴールド系、チャート系といった感じに
大きく分類しセレクトしていきます。まずベースになるのが、
シルバーメタリック系カラーのシャッドやオイカワで、このカラーはローテーションのベースになるカラー。
ほぼオールマイティーともいえるカラーになるので、いつでも投入ＯＫ！といった感じです。

そしてゴースト系カラーのスケルトンアユやスケルトンワカサギは、水質がクリアで天気が晴れといった
状況下において非常に効果的で、ジャークした時にスケルトンカラーから発する反射が
非常にナチュラルかつ派手すぎず、バスを惹き付けてくれるのです。

そしてゴールド系カラーのゴールデンシャイナーやゴールドアユなどは、
朝夕のローライトコンディション時や濁りが入ったエリアでの晴天時に効果的で、
濁った水に溶け込むゴールドカラーの反射が非常に有効となるのです。

次にチャート系カラーとなるブルーバックチャートやマットホットタイガーは、
雨の日などのローライト時に非常に効果的。ローライトコンディション時にはメタリックカラーは
反射する光が少なくなることからアピール力不足となりがちなのですが、
チャート系カラーはチャート部分と背中のカラーとの色のコントラストから発生する明滅によって
アピールすることができるので、光が少ない時でもしっかりとアピールすることができ、
ローライトコンディション時の高活性なバスを遠くから寄せるパワーがあるので
なくてはならないカラーなのです。チャート系カラーなので、濁った時だけとも思われがちですが、
ローライトコンディション時にはクリアウォーターでも非常に効果的なので、ぜひ試してもらいたいですね。

そして最後にフラット１１０Ｆを水面で使うときになくてはならないカラーとなるのが
クラウンとマットパールチャートバックで、
この２色は背中にチャートが入っているおかげで視認性が非常に高く、
ジャークして水面まで浮かせて食わせるパターンの時には
ルアーの位置を把握しやすく快適にアクションさせることができます。
フラットの水面ゲームで使用するときには非常にオススメです。

ついつい悩んでしまうカラーセレクトですが、今回のカラーセレクト術を参考に
HARDCORE MINNOW FLAT 110Fでアフターのバスを狙っていってみてはいかがでしょう。